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開業という夢の先にも、まだまだ道は続いている。
自分の人生を自分で舵とるということ。 鍼灸師・柔道整復師として働くうえで一番嬉しいのは、やはり患者さんの喜ぶ顔を見たときですね。開業してすぐのころ、初めて脱臼した患者さんが来られたのですが、私はそれまで脱臼の処置など、授業中に学生同士で実習したことしかなかったので本当に緊張しました。 患者さんの手前慌てるわけにもいかず、必死になって習ったことを思い出して処置したら、関節がするっと元に戻ったんです。嬉しかったですね。教科書通りにできたことはもちろん、患者さんの喜ぶ顔も見れましたから。あの時のことは忘れられません。 もちろん時にはなかなか効果が上がらない方もいて、苦労も多いのですが、治療法を変えたりして効果が出たときの喜びはひとしおです。もちろん生活のために行っていることですから、報酬が貰えることも重要。自分の好きなこと、喜びを得られることを一生の仕事にできるのですから今は毎日が充実しています。 学生の頃の経験、下積みは必ず実を結ぶ。 私が鍼灸師を目指したきっかけは、ちょっと恥ずかしい話なのですが、小さい頃のオネショ癖なんです。困った親が、祖父に頼んで温灸を行ったところ、オネショがぴたりと止まったんですよ。 その頃祖父は治療院を開業していて、「これから食べていくためには、鍼灸師がいいぞ」と話していたことが私の頭の中に残っていたんですね。もちろん、そんな思いだけですぐに開業できるわけではなく、さまざまな苦労もありました。 ![]() それでも横浜医療専門学校での仲間との勉強や治療院でのアルバイト経験といった下積みがあったからこそ、ここまで来られたのだと思っています。現在、柔道整復師や鍼灸師として開業を考えている皆さん、ぜひ学生のうちにさまざまな経験をしてください。皆さんの学んだこと、努力したことは必ず将来実を結ぶはずです。
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